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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070506-00000082-sph-soci車軸点検3か月先延ばしにしていた…ジェットコースター脱線事故

怖い話である。経緯をみると、これはどう考えても人災のようである。徹底的な原因究明が待たれる。


 大阪府吹田市の万博記念公園内にある遊園地「エキスポランド」で、5日午後零時50分ごろ、立ったまま乗る人気ジェットコースター「風神雷神2」の2両目が脱線してコース脇の鉄柵に衝突、19歳の女性会社員が即死した。20歳の友人女性が重傷を負ったほか、男女18人が軽傷。車輪の車軸が折れたのが原因で、車軸の点検は昨年2月を最後に1年以上行われておらず、安全管理に疑問の声も上がっている。


 事故原因となった車軸の点検が、昨年2月を最後に1年以上も行われていなかったことが分かった。また、車軸は92年3月の導入以降、一度も交換されていなかった。エキスポランドは、当初発表した点検日時を訂正するなど、混乱した。

 エキスポランド側は午後4時から緊急会見。山田三郎社長ら同社責任者11人が勢ぞろいして行われた場では、車軸の点検について、施設営業部長が「毎年5月に実施していた。今年も5月15日から予定していた」と説明していた。ところが、会見後、保守点検部門の責任者として1人で応対していた同部長は、報道陣の質問に「実は2月の予定だった」と“前言撤回”。例年2月に実施している年1回の解体点検を5月に先延ばししていた経緯を説明し始めた。

 折れた車軸部分は外部から確認できないため、月1回の定期点検や日常的な目視点検の対象ではなく、解体検査が必要だが、今年2月の検査では、新アトラクション建設のため点検作業の場を確保できないとの理由で、解体して調べなかった。

 最初の会見で、なぜ5月の予定と説明したか、との質問に、同部長は視線を落として沈黙。その後、新アトラクションについての問いには「見られていなかったら、ぜひ探検してほしいんですが」と笑みまで浮かべてアピール。危機意識に欠ける対応だった。

 事故機の整備履歴の説明を求められて開いた午後9時30分からの会見では、開示するとしていた詳細な整備関連資料は提出されないまま。報道陣の相次ぐ質問にも、同部長は「(年1回の点検を)3か月以上ずらしても影響ないだろう」「3か月早くやっておけば、という気持ちは現時点ではない」と明言。法令で定められている1年点検と毎日点検とは別に、1か月と6か月点検は自主的に行っていると釈明したが、エキスポランドに批判の声が高まりそうだ。
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